環境重視
     
   印刷用紙の搬入から輪転機に装着(給紙)するまでの工程もハイテク機器の導入で、一部を除いて無人化されました。新聞印刷に使う紙は「巻き取り紙」という巨大なロール紙です。国分制作センターでは、その中でも最大クラスの直径1,160ミリ、重さ1,175キロの巻き取り紙を使っています。この紙の総延長は1万6,380メートルにも及びます。  

リップ

 

紙倉庫

 

取り付け

コンピュータ管理  
 
 

 巻き取り紙は大型トレーラーで運ばれてきた後、専用のクレーンで自動紙庫に搬入されます。紙庫は約2度の緩やかな傾斜がつけてあり、巻き取り紙の出し入れもコンピューターに管理されています。輪転機の給紙部からコンピューターに巻き取り紙の搬送を指示すると、自走式のADS(自動搬送装置)が紙を紙庫から自分で運んできます。

 
5mm節約
 

 国分制作センターでは、大型の巻き取り紙を1日当たり16本ほど使う計算になりますが、巻き取り紙にはできるだけ古紙混入率の高い再生紙を使用します。また「ナローギャップ方式」と呼ばれる刷版装着方法を採用することで、新聞紙面の縦寸法を通常より5ミリ短くするのに成功。これだけで年間に大型巻き取り紙約50本分を節約できることになりました。
 国分制作センターはドライフィルムの採用や植物から製造したインキの使用などと併せ、省資源や環境重視の新聞づくりを追求しています。